子どもの場合の貧血
乳幼児の時期や思春期の時期は、鉄が特に体内で多く使われる時期です。
そのようなことから、乳幼児の時期や思春期の時期は、特に鉄分が多い食べ物を食べたり、バランスの取れた食生活を送ることが大切になってきます。
こどもが貧血を引き起こす原因の多くは、体の中に鉄分が足りていないためです。
乳幼児の場合には、顔色がおかしかったり、ミルクをあまり飲まなかったり、機嫌が悪かったりして、小学生のこどもの場合には、顔色がおかしいかったり、体を動かすのがツラそうだったり、動悸を起こしたり、めまいがしたりするなどの症状が出ます。
この時期のこどもは、自分の症状を親などに伝えることが難しいため、周囲の大人たちがこどもの様子を注意深く見ておかなければいけないでしょう。
また、女子の場合には、生理が開始する思春期は、男子よりも注意が必要です。
ほかにも、この思春期のころは、部活動をする時期にもあたるため、スポーツ貧血という貧血にも注意が必要です。
親から見たこどもの様子ではなんの問題もなかったとしても、検診を受けた際に貧血が見つかったというケースがたくさんあります。
こどもだけではなく、大人でも貧血かどうかを見分ける方法は、目の下まぶたを裏返しにして、まぶたの内側の色を見ることです。
まぶたの内側のことを眼瞼結膜とよびますが、貧血になっていると、この眼瞼結膜が白く変色します。
健康な方の場合には赤色をしているのですが、貧血になっている、もしくは、貧血の可能性があるかたは、白くなります。
こどもの貧血は、乳幼児の時期には体の発達に悪影響を及ぼしたり、小学生の時期になると学習能力が低下したりする可能性があるため、周囲の大人たちが目を配るようにしましょう。
子どもの場合の貧血